自分の好きなメディア・気になるメディアをフォローして、LINE上でニュースを受け取り好きなときに読める――それが、LINE NEWSのニュース配信プラットフォーム「LINEアカウントメディア 」です。 新聞社やテレビ局、ビジネス誌やファッション誌、Webメディアなど、430以上(*)のメディアが多種多様なコンテンツを配信。全メディアの累計購読者数(友だち登録数)は、2023年1月時点で3億人を突破しています。 *2023年2月時点LINE MOOK、AM Selectおよび自社媒体含む
LINE NEWSでは、アカウントメディアの配信に対するユーザーの満足度を独自に計測。年間を通してユーザー満足度が高かったメディアを「LINEメディア賞」として表彰 しています。満足度を測る指標はさまざまですが、その一つに【配信に対するユーザーの反応(8本の記事が並ぶ配信面から記事ページへの遷移率を数値化したもの) 】を組み込んでいます。 この記事では、2023年上半期(1~6月)においてユーザーの反応がよかった配信号をピックアップ。ニュースカテゴリー編として「ニュース報道」「地方メディアⅠ~Ⅲ」「芸能・社会」「ビジネス・テック」「スポーツ」 ジャンルから、7メディアの配信号をご紹介します(趣味・暮らしカテゴリー編はこちらから )。併せて、各メディアの配信担当の方々から「なぜこの日にこの記事を選んで送ったのか」「タイトル付けのポイント」「配信で意識していること」などについて、コメントをいただきました。 *「地方メディア」は、各メディアが所在するエリアの規模によってⅠ~Ⅲに分類 *ジャンル別のメディア一覧はこちらから
【ニュース報道】TBS NEWS DIG 4月13日号 ユーザーの反応がよかった記事:1・2・4枠 TBS NEWS DIGより: 一番のポイントはトップ枠の「関口メンディーさん」の記事かと思います。普段なら芸能関連の記事は2・3枠目に入れていましたが、「写真のインパクト」と「ニュースとして立てられる要素」があると判断し、配信直前にトップ枠に差し替えました。 当時は他に大きなニュースがあったタイミングでしたが、当アカウントの登録者の皆さまは“もう少し身近な内容のニュースに関心がある”と、反応のよさからも改めて感じることができました。そういった意味でも、登録者の皆さまを大切にした発信をしていきたいと思います。
「TBS NEWS DIG」の友だち追加はこちらから 【地方メディアⅠ】ちばとぴ&千葉日報 4月10日号 ユーザーの反応がよかった記事:1・4・6枠 ちばとぴ&千葉日報より: 登録者の多くを占める「千葉県民の女性」を念頭に、ユーザーが日々気になる・役立つニュースをお届けできるよう、配信結果を分析しながら記事選定・タイトル付けを行っています。 トップに配置した誘拐事件は、社会的関心の高い事件に千葉の学生が巻き込まれた事を伝えるだけでなく、親目線を取り入れることで、事案により興味を持ってもらえるように作成しました。 また、知名度の高い「イオン」や「ディズニー」新情報をはじめとして、続きが気になる・その先を知りたいと思ってもらえることを意識したタイトルを付けることで、多くの方に読んでいただけたと考えています。 今後とも千葉のニュースにご注目ください。
「ちばとぴ&千葉日報」の友だち追加はこちらから 【地方メディアⅡ】沖縄 RBCニュース 1月25日号 ユーザーの反応がよかった記事:1・2・5枠 沖縄 RBCニュースより: RBCニュースでは、特に視聴者から寄せられた映像や疑問を深掘りした独自記事をトップに選ぶことを意識しています。1枠目の「沖縄だけどこれは雪!?」もそのように取材を進めたものです。当時は最強寒波の到来で沖縄も厳しい寒さの中にあり、「沖縄で雪なんて」と思う一方で「これだけ寒かったらあり得る?」というユーザーの心理に刺さったのではないかと思っています。過去の事例や気象予報士の見解を併せて記載し内容にも厚みを持たせました。2枠目も寒いネタで、寒さに負けた沖縄の魚のインパクトでアクセスが伸びたのではと思われます。これからも沖縄の硬軟織り交ぜたニュースをお届けしていきます。
「沖縄 RBCニュース」の友だち追加はこちらから 【地方メディアⅢ】山陰中央新報 6月19日号 ユーザーの反応がよかった記事:1・5・7枠 山陰中央新報より: 記事は、新聞の扱いにかかわらず、生活に身近な話題(店舗の開店、閉店など)、事件・事故を中心に選定しています。トップの枠は写真にインパクトのあるもので、事件・事故で現場の写真などがあれば、優先的に使います。2、3枠は引きのある顔写真を持ってきます。今回は事件・事故の写真がなかったので、市民が絵画展などで使っているホールの閉館のニュースを「生活に身近な話題」という観点で選びました。県内では唯一の百貨店が閉店することが話題になっており、ユーザーが「閉館」に敏感になっているという狙いもありました。百貨店ほど市民に浸透している施設ではないですが、結果的に百貨店の閉店ニュースよりもPVが高かったです。他のメディアが報じていなかったことや「えっ、ここも」という意外性が要因だったと分析しています。
「山陰中央新報」の友だち追加はこちらから 【芸能・社会】SmartFLASH 3月21日号 ユーザーの反応がよかった記事:1・2・3枠 SmartFLASHより: アカウントメディア記事の選定(特に1枠目)で意識していることは、「写真の強さ」「スクープ性」「トピック性」です。 この時期はWBCで盛り上がっていたこともあり、弊誌も写真週刊誌として多くの関連記事を掲載・配信しておりました。(「トピック性」) ただ、女性登録者も多いSmartFLASHアカウントメディアにおいて、“真っすぐ”過ぎるスポーツ記事は読まれにくい傾向にあるので、当時他社では語られていなかった「監督はイチロー氏の妻の元カレ」という、「スクープ性」を出しています。 また、イチロー氏の引退前日当時、本誌は夫人との写真を撮影しておりましたので、こちらも「写真の強さ」がある独自のコンテンツになっております。 (FLASH編集部)
「SmartFLASH」の友だち追加はこちらから 【ビジネス・テック】東洋経済オンライン 2月18日号 ユーザーの反応がよかった記事:1・4・7枠 東洋経済オンラインより: 東洋経済オンラインは、経済やビジネスの情報を中心に、ライフやエンタメまで幅広い情報を発信するプラットフォームです。日頃より心掛けていることは、徹底取材の上で練られた独自性の高い記事と、時事性の高いトピックやトレンドを意識した記事をバランスよく発信することです。弊社のコア読者であるビジネスパーソンはもちろん、これまで弊社と接点がなかったユーザーさまにもLINEを通じて記事をお届けできるよう、“独自性”と“時事性”のバランスを意識した配信を今後も続けて参ります。
「東洋経済オンライン」の友だち追加はこちらから 【スポーツ】バスケットボールキング 6月8日号 ユーザーの反応がよかった記事:1・2・5枠 バスケットボールキングより: 弊媒体はBリーグ、NBA、高校などさまざまなカテゴリーを扱う「網羅性」が特徴です。そのため読者の方々の嗜好も多岐にわたるので、配信で扱うカテゴリーが偏らないことを心掛けています。同時に、カテゴリーをまたいで興味を引く記事選びやタイトル付けも意識しており、この号でも2つ以上のカテゴリーに関わる記事を掲載しました。 1枠はバスケ界に多大なる貢献をされた佐藤久夫氏の訃報です。弊媒体では佐藤氏へ最大限の敬意を表し、その功績をたたえるため、以降も追悼記事を3本配信しました。速報だけでなく、そうしたストーリー性のある記事を掲載することもまた弊媒体の「網羅性」の表れと考えており、満足度向上につながっていると感じます。
「バスケットボールキング」の友だち追加はこちらから *** LINEアカウントメディア 公式ブログでは、アカウントメディアの皆さまの運用のヒントになるコンテンツを随時配信しております。よろしければ併せて下記の記事もぜひご覧ください。
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参画メディアの皆さまへ 今回取り上げた「ユーザーの反応」はエンゲージメントランク(ユーザー満足度)とも関連しています。エンゲージメントランクが生まれた経緯や設計思想について、詳しくは下記の記事をご覧ください。
LINEユーザーから高い支持を受けるメディアに、記事選びやタイトル付け・数値の読み解き方など、運用ノウハウについて伺ったインタビュー記事を公開しています。LINE NEWS編集部の「毎日の配信の作り方」についてお伝えする記事もございますので、ぜひご覧ください。