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“PV至上主義”への疑問から生まれたLINE NEWS独自の指標「エンゲージメントランク」とは
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“PV至上主義”への疑問から生まれたLINE NEWS独自の指標「エンゲージメントランク」とは

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インターネット上において、一般的な指標とも言えるPV(ページビュー)。コンテンツ配信の効果測定や、Webメディアの規模感を表す際などに利用されます。

一方で、LINE NEWSの配信プラットフォーム「LINEアカウントメディア」では、PVの大小ではなく、メディアの配信に対するユーザーの満足度を可視化・相対化することに取り組んでいます。

その手段となるのは「エンゲージメントランク」。エンゲージメントランクとは、メディアの記事配信に対するユーザーの反応などをLINE NEWS独自の算出方法でスコア化し、近しいジャンルのメディア同士でランキング化したものです。“配信に対するユーザーの満足度”として、毎月の順位を公開しています。

また、ランキング上位のメディアには、記事配信に対する広告収益の配分を変動。ユーザーとメディアの関係値と、収益性を連動させています。

PVとは異なる指標をフィードバックすることで、PVに依存しすぎずに、一人一人のユーザーの興味・関心に応えられるような情報流通の実現を目指しています。

この記事では、アカウントメディアの特徴についての紹介も交えながら、エンゲージメントランクが生まれた経緯や、当時からの課題意識などをご紹介します。

記事配信から生まれるエンゲージメント

LINE公式アカウントを通じて記事コンテンツを配信・購読できるLINEアカウントメディア。現在、370以上の様々なジャンルのメディアがフォロワーに向けてニュースを配信しています。

配信は週に3回から。決まった曜日の決まった時間に行われます。ユーザーは好きなメディアをフォローすることで、定期購読のようにニュースを受け取ることができます。

アカウントメディアでは、ユーザーが友人や家族など仲のいい人にメッセージを送るのと同じように、メディアがアカウントを通じてニュースを配信します。ユーザーからすると、トーク画面にメディアの名前とアイコンが並び、メディアが日常の中に自然と存在する形になります。

各メディアが8本の記事を選んで配信するため各社の「色」が伝わりやすい

アカウントを通じた定期購読型の配信と、日々の暮らしの中に根付いたLINEの特性を合わせ持つアカウントメディア。他のニュースプラットフォームやSNSと比べると、一人当たりのセッション数や再訪率が高く出ており、他にはない強い結びつき=エンゲージメントが生まれているプラットフォームだと言えます。

メディアに対する“ユーザーの満足度”を可視化

アカウントメディアが誕生したのは2015年のこと。

当時、インターネット上のニュースの大半は記事単独でニュースプラットフォームやSNSで消費されており、コンテンツを作成したはずのメディア名を読者が意識する機会は少なく、メディアとユーザーの接触も一時的なものでした。

また、一時的な接触の中でPVを最大化させることが目的化し、実際の内容とはかけ離れた「釣りタイトル」がつけられたコンテンツも生まれるなど、ユーザーの不利益につながるケースも続いてきました。

こうした課題を念頭に、記事単位でPVや拡散を追い求めるのではなく、メディアのファンを作り、ファンの満足度を高めることが、メディアにとってのメリットにもなるように設計されたのがアカウントメディアです。

アカウントメディアでは、配信を通じてユーザーとメディアの定期的な接触が生まれます。そのため、PVだけではなく「継続的にフォローされ続けているか」「どのくらいの頻度で記事が読まれているか」「1回の配信でどのくらいの記事に興味を持たれているか」など、ユーザーの記事配信に対するアクションを多角的かつ中長期的に数値化できます。

この数値を「ユーザー満足度」としてメディアにフィードバックしているのがエンゲージメントランクです。

メディアとユーザーの良好な関係が収益にも繋がる

アカウントメディアに参画するメディアは、その特性に応じて13のジャンルに分類され、各ジャンル内におけるエンゲージメントランクの順位が管理画面上で毎月発表されます。

ランキング上位のメディアには、収益面で可変分配レートを適用。アカウントメディアは、広告売上を通常50:50の割合で分配する収益モデルですが、この分配率を最大80:20まで変動させています。PVではなく、メディアがユーザーと築いた関係性を収益と連動させているのです。

ランキングに基づいて表彰も

また、ランキング化には相対化という側面もあります。

PVのみを重視する傾向が強いと、効率的にPVを獲得するために大衆の関心を引きやすい話題を扱った記事が増えてしまいます。

一方で、住んでいる場所やライフステージなど、ユーザーの属性によって求められる情報は異なります。時代とともにニーズはより多様になり、細分化しています。

ランキング化によってジャンル内でのユーザー満足度を相対的にフィードバックし、記事配信の参考としていただくことで、一人一人のユーザーの興味・関心に応えられるようなニュースプラットフォームを目指しています。

さらにLINE NEWSでは年に一度「LINE NEWS AWARDS」という大型イベントを開催しています。

各ジャンルにおいて、年間を通じてエンゲージメントランクのスコアが最も高く、ユーザーから支持されたメディアを表彰。ユーザー満足度の高いメディアを広く知っていただこうと、2016年から毎年表彰を続けています。

「ユーザー満足度」や「エンゲージメントランク」のあり方については、多くのご要望をいただいております。ご意見も踏まえ、LINEの特長を生かしたよりよい情報流通の実現に向けて、模索を続けて参ります。

アカウントメディア 参画メディアの皆さまへ

エンゲージメントランクや、NEWS AWARDSでの表彰に関する補足情報です(※2022年7月時点)。

  • 各アカウントのエンゲージメントランクは、管理画面の「ER」というページから確認できます。

  • エンゲージメントランクの計測対象となるのは、定時配信のみです。オープンキャスト投稿、LINE VOOM投稿、ニュースタブへの記事掲載などは影響しません。

  • エンゲージメントランクにひも付く収益分配率は、毎月28日に確定版として発表される順位(上位5位まで)とスコアを基に変動します。

  • NEWS AWARDSの表彰対象は、定時配信が週3回以上、かつ運用期間が3カ月以上のメディアです(自社媒体など一部メディアは対象外)。

  • 表彰は、前年11月~当年10月までのエンゲージメントランクを集計し、ジャンルごとに行います。

  • 下記の記事から「自社が所属するジャンル」「同じジャンル内に所属するメディアの一覧」をご覧いただけます。

エンゲージメントランク上位メディアへのインタビュー

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