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「LINE NEWS AWARDS 2021」開催レポート【メディア部門】

2021年12月8日(水)、9日(木)と2日間にわたって毎年「LINE NEWS」が主催しているNEWSの祭典「NEWS AWARDS」を開催。今年を彩る「話題の人」や「記事」、「メディア」を発表・表彰しました。ここでは、記事やメディアを対象とした「メディア部門」を中心にレポートします。

2016年から、各部門の受賞者・受賞メディアと、メディアの皆さまが一堂に会するイベント形式で開催していたNEWS AWARDS。昨年に引き続きオンラインイベントとして開催し、今年はLINEアカウントメディアのパートナーメディアの皆さま向けに配信しました。

本年のアワードでは、LINEユーザーに支持されたメディアとして「LINEメディア賞」と、社会課題を工夫して伝えた記事として「LINEジャーナリズム賞」を発表。またメディアの皆さまとLINE社の執行役員でニュース・検索事業を統括する上田恭史らとのトークセッションを行い、メディアとプラットフォームで今後のよりよい情報の届け方やユーザーとの向き合い方について議論しました。

LINEメディア賞

LINE公式アカウントを通じて、ニュース記事がダイジェスト形式で届く「LINEアカウントメディア」。現在は、新聞社やテレビ局、ファッション誌やビジネス誌など370以上のメディアが参画しています(2021年11月時点 LINE MOOKおよび自社媒体含む)。
この参画メディアを13ジャンルに分け配信に対するユーザーの満足度を独自の指標「エンゲージメントランク」でランキング化。1年を通して特に高い支持を得たメディアを「LINEメディア賞」として表彰しました。

表彰式では、各メディアに今回の受賞を受けての感想や2021年の振り返りなどについてお話しいただきました。その中からコメントを一部ご紹介します。

LINEメディア賞の「大賞メディア一覧」「受賞理由」「受賞コメント」は、NEWS AWARDS 2021特設ページよりご覧いただけます。
▶「LINEメディア賞」大賞メディアの受賞理由・受賞コメントはこちら

LINEメディア賞「趣味・暮らしカテゴリー」

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「NEWS AWARDS 2021」趣味・暮らしカテゴリー 表彰式の様子

趣味・暮らしカテゴリーでは、女性部門で「婦人公論.jp」が初受賞。アカウントメディアとして配信を始めて1年半での受賞です。
受賞の感想を伺うと「取材対象の方の半生を描くような記事も多く最初は、こんなに長い文章を読んでいただけるんだろうかという不安もありましたが、たくさんの読者の方にご支持いただいて、最後まで読んでいただけていることが分かり、私たちも本誌の編集者も励みになっています」と配信の手応えについて、コメントを頂きました。

女性部門以外では、モノ・ファッション部門「Begin NEWS」グルメ・レジャー部門「東京バーゲンマニア」暮らし・学び部門「ママスタ」趣味部門「ベストカーWeb」カルチャー部門「Japaaan」がそれぞれ連続受賞。ユーザーから根強く支持され続けています。

▼「趣味・暮らしカテゴリー」大賞メディア一覧はこちら

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▼大賞メディアの記事を受け取りたい方はこちら
Begin NEWS 東京バーゲンマニア ママスタ 婦人公論.jp ベストカーWeb Japaaan

▼「趣味・暮らしカテゴリー」上位5メディア

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LINEメディア賞「ニュースカテゴリー」

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「NEWS AWARDS 2021」ニュースカテゴリー 表彰式の様子

ニュースカテゴリーでは、芸能・社会部門「女性自身」が2015年に配信を始めて以来初の受賞となりました。初受賞ということで、従来と意識的に変えたポイントについて伺うと「データをより重視し、記事をブラッシュアップし続けたことがよい影響を与えたのかもしれません。見出しの付け方や、見た目のバランスも重視して記事を編成しています」とコメントを頂きました。

またニュース報道部門「朝日新聞デジタル」が2年ぶり4回目、ビジネス・テック部門の「ハフポスト日本版」は4年ぶり2回目の受賞。地方メディアⅠ部門「茨城新聞クロスアイ」地方メディアⅡ部門「下野新聞」地方メディアⅢ部門「秋田魁新報」スポーツ部門「GDOゴルフニュース」が、それぞれ連続受賞です。五輪や衆院選、コロナなど国民の関心が高い話題が多い1年においても、変わらずユーザー満足度の高い配信を続けています。


▼「ニュースカテゴリー」大賞メディア一覧はこちら

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※地方メディア部門は、エリアの人口規模でⅠ~Ⅲに分類

▼大賞メディアの記事を受け取りたい方はこちら
朝日新聞デジタル 茨城新聞クロスアイ 下野新聞 秋田魁新報 女性自身 ハフポスト日本版 GDOゴルフニュース

▼「ニュースカテゴリー」上位5メディア

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LINEジャーナリズム賞

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「NEWS AWARDS 2021」ジャーナリズム賞 表彰式の様子

LINE NEWSで2021年に配信された300万本を超える記事の中から、記事閲覧数・ユーザーのアクションなどをベースに「LINEで社会課題を工夫して伝える」という観点に基づき独⾃に10記事を選出。特に優れた1記事を「LINEジャーナリズム賞」として表彰しています。
メディアだけではなく優れた記事そのもの、そしてその記事を書いた⽅個⼈に焦点を当てようと、2019年より実施しています。

今年は下記4名の特別アドバイザーを迎え、朝日新聞withnews・三浦英之さん(記者)、丹治翔さん(編集)の『「DASH村」人が住めなくなって10年、春には学校も…時計は止まったまま』が「LINEジャーナリズム賞」を受賞しました。

記事を書いた三浦記者は、今回の受賞に対して「多くの若い人々に読んでいただき、このような賞を頂いて心より光栄に思っておりますし、何より心強く思っています」と感想を述べ、また編集を担当した丹治さんも「ソーシャルでも万単位のシェアがあったと聞いており、この記事がコミュニケーションの起点にもなったのであれば、うれしく思います」とコメントしました。

【特別アドバイザー】
元TBS報道キャスター・⽩鴎⼤学特任教授 下村健⼀⽒
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授 治部れんげ氏
ウェブメディア「DANRO」編集長 亀松太郎氏
NPO法人自殺対策支援センターライフリンク代表 清水康之氏

「10本のノミネート記事」および「4名の特別アドバイザーの総評」は、NEWS AWARDS 2021特設ページよりご覧いただけます。
▶「ジャーナリズム賞」ノミネート記事、大賞記事の総評はこちら

今後のメディアとプラットフォームの在り方は?LINE×メディア4社で議論

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「NEWS AWARDS 2021」トークセッションの様子

トークセッションでは、メディア4社にご登壇いただき、弊社のニュース・検索事業を統括する執行役員の上田恭史らとディスカッション。メディアとプラットフォームがそれぞれの視点で、現状の課題や今後の展望を共有し合いました。

【パネリスト】
朝日新聞デジタル 編集長 伊藤大地様
GDOゴルフニュース 編集本部 本部長 櫃間訓様
女性自身 Webニュース事業室 室長 森本隆二様
婦人公論.jp 婦人公論編集部 次長 谷口法子様

LINE株式会社 執行役員 ニュース・検索事業担当 上田恭史
LINE株式会社 ポータルアライアンス室 室長 藤沼正明
LINE株式会社 LINE NEWS 編集長 末弘良雄

【モデレーター】
LINE株式会社 ポータルアライアンス室 福田祥宏


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